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12月16日-05号

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  1. 綾町議会 2020-12-16
    12月16日-05号


    取得元: 綾町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年第8回定例会(12月)令和2年第8回(12月)綾町議会(定例会)会議録令和2年12月16日再開       令和2年第8回綾町議会(定例会)が令和2年12月16日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  |高   松   俊   秀  |書 記  |藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       | 籾 田    学  |副町長      | 増 田  俊 男  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      | 日 高  和 典  |総務税政課長   │ 蓮 子  浩 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│企画財政課長   │ 竹 下  琢 郎  |福祉保健課長   │ 佐 藤  光 久  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│農林振興課長   | 兒 玉  良 次  |産業観光課長   │ 松 下  栄一郎  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│町民生活課長   | 野 村    修  |建設課長     │ 中 原  修 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育総務課長   | 吉 鶴  慶 久  |社会教育課長   | 森 園  由美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ユネスコエコパーク|           |         │           |│推進室長     | 入 田  賢 一  |会計管理者    | 小 村  久美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│監査委員     | 福 留  清 人  |         |           |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和2年第8回(12月)綾町議会(定例会)議事日程令和2年12月16日再開        開    議   日程第1 議案第58号 綾町課設置条例の一部を改正する条例   日程第2 議案第59号 綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例   日程第3 議案第60号 綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第4 議案第61号 綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第62号 綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例   日程第6 議案第63号 公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   日程第7 議案第65号 農業等施設指定管理者の指定について   日程第8 議案第66号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)   日程第9 議案第67号 令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   日程第10 議案第68号 令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   日程第11 議案第69号 令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)   日程第12 議案第70号 令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   日程第13 議案第71号 令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)   日程第14 議案第72号 令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)   日程第15 議案第73号 産業観光施設指定管理者の指定について   日程第16 令和2年請願第7号 核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書   日程第17 議員派遣の件について   日程第18 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第19 議会運営委員会の閉会中の審査について   日程第20 二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について   追加日程第1 意見書案第6号 核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行についてはご協力をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第58号 ○議長(日高幸一君) 日程第1、議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 初めに、文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) おはようございます。委員長報告を行います。 議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例につきまして、文教福祉常任委員会に審査、委任された部分につきまして、ご報告を申し上げます。 期日、説明者、主な内容につきましては、ご覧ください。 委員会審査で分かったことをご報告申し上げます。 すみません、番号は振っておりませんが、1、2という形で読み上げたいと思っております。 1、前田前町政のときからの懸案事項であったこと。この4月から事務合理化委員会を立ち上げ副町長を委員長にして審査を進めてきたこと。町長、全課長、現場で実際仕事を回している係長にも協議をしてもらい提案に至ったということでございます。 2、令和3年4月からは正職員92名、条例定数は95名体制で行く予定となっております。 3、各課の業務量は、イベント、新規事業などにより繁忙期はありますが、一概にどこの課が多いということではないということでございます。 4、残業は課長が時間外勤務命令を出すというシステムになっているそうです。土曜、日曜の出勤は各課の判断で行われているということでございます。場合によっては、事前に申請できない場合には後で時間外勤務として取扱う場合もあるということでございます。 5、係長の意見は今回の条例改正に反映されているということでございました。 委員会での主な意見をご報告申し上げます。 1、条例定数95名のところを現在は91名で対応している。新年度は2名の採用と退職者1名で92人の予定であること。町民の利便性と課や係など事務量の負担軽減のためにも的確な職員配置に努めてほしいという要望でした。 2、縦割りにこだわらず、柔軟な対応を望みますということです。 3、就業時間を明確にできるシステム導入を求めますという意見。 4、町民への窓口対応が簡素化されるので評価できるという意見です。 5、仕事量の平準化につながる。福祉保健課のように仕事の多いところの軽減を図れば、本来の業務にも集中できる。 6、数字に出てこない残業も相当ある。改善を求める。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされております。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例について、総務委員会の報告を行います。 審査の経過及び結果、主な内容については、お手元の資料をご確認ください。 なお、本機構改革の主な目的につきましては、1、町民の利便性向上、2、事務・事業の効率化及び連携強化、3、事務量の平準化ということでありました。 委員会審査で分かったこと。 1、機構改革については、前町長のときから課題となっていた事案である。令和2年4月に各課に意見を提出させ協議をスタート。各課が出してきた骨子に基づき、実際に業務を回していく係長が中心となり議論を重ねた。また、20代から30代半ばの若手職員の意見も加えた上で、改革案を策定した。 2、新機構(案)における人員配置数については、お手元の資料をご覧ください。 3、変更になった主な業務は、総務税政課が担当していた町税関係を町民課、管財関係を財政課、ふるさと納税総合政策課に。福祉保健課が担当していた年金・国保関連を町民課に。町民生活課が担当していた生活排水事業関連を建設課に移管した。 また、総合政策課まちづくり推進係を新設し、積極的な情報発信など町のPR強化を図る。 4、産業観光課の名称が総合政策課に変更されるが、町の産業、すなわち農林水産業、商工業、工芸などを生かして観光につなげるというまちづくりの基本的な考え方に変更はない。今まで条例では課の業務分掌が「商工業及び観光に関すること」の一つだけの記載となっていたが、今回の改正で町の総合的施策や総合調整などを追加したことから名称を変更した。 5、総合窓口は今後も維持する。 6、まちづくり推進係の担当職員については、業務内容が現在の企画財政課の企画部門に加えて情報発信等となるため、会計年度任用職員を含め、SNS等の情報発信にたけた人を追加することも検討している。 主な意見としましては、1、利便性、効率性、平準化を図る機構改革であり、町民サービスの向上につながることを期待している。 2、大幅な機構改革となるので、町民が混乱して逆に町民の利便性が低下しないように、利用者である町民の立場に立って、分かりやすく具体的な説明や案内をして欲しい。 3、総合窓口の効果については理解できるが、一方でプライバシーや個人情報の問題、窓口での待ち時間などの観点から、担当課への相談が直接できるようなレイアウトや課の配置、例えば一部の課を3階に移すなどの変更については委員会で何度も提案してきた。今回の大幅な機構改革に合わせてぜひ実現してほしい。 4、新設の総合政策課には期待している。また、組織の横串的な役割を担うことになるため、幅広い業務経験に加えて調整能力を十分に考慮した人事が必要である。 5、まちづくり推進係の「まちづくり会社設立支援」業務については、現在の活性化協会との関連がよく分からず説明不足。業務に盛り込むのであれば、具体的な考え方や計画を示すべきである。 6、新たな機構がスタートするまでに、適切な業務引継ぎはもちろん、研修会への参加や各課での勉強会の実施など、職員の資質及びスキルの向上を図ってほしいという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 各委員長の報告に対する質疑を許可します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 一つだけですけれども、まちづくり会社の設立支援の業務については、委員長報告によく分からないというふうな記載があるんですけれども、私もよく分からないなとちょっと思っています。つまり役場の業務として、このことを明記しなければならないのかどうかという点について、もう少し説明していただけると助かります。 例えば、あくまでも支援ということなので、会社を設立するというのは行政がやることなのかどうかというところが少し分からないんですけれども、その会社ができるまでの間に担当の職員が支援に回るという、そのほんの一部を担うというふうに理解していいのかどうか、もし委員会でその辺りが出ていましたら教えてください。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 具体的な業務の内容については、まだこれから具体的なものを詰めていくという説明でございましたので、実際に委員会の中でも具体的な業務についての説明というのはございませんでした。 以上であります。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第58号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論ですね。賛成の討論を許します。児玉信議員。 ◎議員(児玉信君) 議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。 この条例案件は、以前より懸案事項であり、作業標準化、平準化の見直しであります。組織改革はもとより行政改革の一旦であり、町民に対して満遍な行政サービスができること、課内の業務が分担されることにより、適切な業務ができる。今回の改正案件は極めて重要と、過去の組織の在り方、業務の内容が充実すると考える。次年度からの課内の業務がさらに邁進できるよう期待しながら、討論といたします。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論、日髙憲治議員はありましたか。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。
    ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で意見を述べ討論いたします。 今回の機構改革は、町民の利便性向上、業務の効率化と平準化を図ることを目的としており、ぜひとも町民への行政サービスの向上につなげていただきたい。 一方で、久しぶりの大幅な機構改革であることから、利用者である町民が混乱しないよう、町民の立場に立った丁寧な説明、案内などの対応に加えて、総務委員会でも何度も提案をしてきた庁舎内のレイアウト変更については、今回の機構改革のタイミングに合わせて実施をしていただきたい。 また、職員の働き方改革の推進及び業務の効率化や平準化の実行性を高めるためにも、各課、各係、各職員の業務内容を精査した上で、業務の整理や見直しの実施を強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 引き続き賛成討論。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例につきまして、意見を述べて賛成の討論を行います。 執行部からの説明では、時期的なものはあっても、どの課が忙しいということはないとのことでした。しかし、課としてはそうかもしれませんが、部署、係によっては、定時で帰ることができるところとできないところはあります。定時で帰る職員もおります。それを羨ましく思う職場環境は改善されるべきだと思っています。 本来、定時で帰るのは当たり前のことです。今議会で職員の残業時間などの資料を頂きましたが、とても納得いくものではありませんでした。有給休暇取得率3割台、取得日40日中、約12日、この12日で県市町村平均を上回っていると言ってしまうこと自体、感覚的に麻痺していると思っています。 地方公務員にも労働基準法は適用されます。時間外労働が臨時的業務恒常的業務かの違いはありますが、労働基準法の上限規制は必要だと思っています。人件費の削減を実施するのに、職員組合との協議をせずに議案に提案するという綾町の状況は、職員の人権を無視していると言わざるを得ません。 今までのように多少のサービス残業は申し出ない。土曜日、日曜日の残業はつけ出さない。教育委員会農林振興課のように本庁舎以外の職員は管理できないということをなくし、職員の健康を守り待遇を改善するためにも、町長は一般質問での答弁を守り、労働時間を正しく把握できる方法を早急に取るよう求めます。 また、まちづくり会社設立支援業務については、これから具体的にしていくということですけれども、議案に出す以上、もう少し情報を提供すべきだと思っています。決して行政主導にはならず、あくまで支援レベルで対応されるよう求めまして、答弁といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 賛成の立場から討論をさせていただきます。 利便性、効率化、平準化を図る機構改革であり、期待感を持って見守りたいと思います。文言どおりに今後行われることが大切であります。国民健康保険は町民係であり、介護保険、後期高齢者医療保険保険推進係となっており、町民目線で見ると違和感が残ります。総合窓口のやり方はよい点もありますが、現状態ではプライバシーの問題が残ります。直接各課に行く方法はスペースの問題があり、抜本的に改めるには無理があるように思えます。新設の総合政策課は大いに期待しているところであります。まちづくり会社設立支援活性化協会との関わりがよく分かりません。 また、産業観光という文字が消えましたが、その方針は変わらないと言います。そうだろうかと思うし、また現況に合わせたのだろうとも思いますが、よく分かりません。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第58号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第59号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第2、議案第59号、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 議案第59号、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例について報告をいたします。 審査の経過及び結果、主な内容については、お手元の資料を参照ください。 委員会審査で分かったこと。 1、綾町は全域が産業振興施策促進区域に指定されており、企画財政課山村振興法に基づき、平成18年から山村振興計画を策定し、令和2年8月1日から令和7年3月31日までの5か年計画を更新したところであります。 2、本条例の対象となる町内事業所には条例の説明をした上で設備投資の状況を調査した結果、現時点で該当する事業者は2社のみでありました。 3、本条例の適用期間、令和2年8月1日から令和3年3月31日については延長される可能性があるとのことでした。 主な意見としましては、1、事業者にとって初期投資に対する支援であり有効である。 2、山村振興計画の概要については、改めて説明をしていただきたい。 3、該当事業者には、今後さらなる発展・成長をしていただき、雇用拡大など今まで以上の地元貢献を期待する。 4、期間延長もあり得るとのことなので、事業者に対する丁寧な情報提供及び説明を行ってほしい。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第59号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第59号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第59号、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第60号 △日程第4.議案第61号 △日程第5.議案第62号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第3、議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から、日程第5、議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、ご報告申し上げます。 期日、説明書はご覧ください。 主な内容につきまして申し上げます。 子ども・子育て支援法の改正で、地域型保育事業を広域利用する場合の確認について、事業所が所在する市町村以外の市町村による確認を不要とする改正でございます。 委員会の審査で明らかになったことを申し上げます。 1、綾町に施設があり、ここに国富町の子どもが通園する場合、綾町が国富町に確認を取る必要がなくなるということでございます。 2、この条例に該当する施設は綾町にはありません。そこに小規模保育事業家庭的保育事業居宅訪問型保育事業事業所内保育事業について記載をしてございますので、ご覧ください。 採決に当たりまして出された意見、1、町内に対象施設はないが、広域利用の場合の事務の簡素化につながるということでございます。 採決の結果、全員賛成で可決をされております。 続きまして、議案第61号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、ご報告いたします。 主な内容は議案第60号と似ております。子ども・子育て支援法の改正により、他市町村の区域に所在する事業所を確認することがなくなるため、所要の改正をするものです。 委員会審査で分かったことはありません。主な意見もございませんでした。 採決の結果、全員賛成で可決をされております。 続きまして、議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、ご報告申し上げます。 主な内容を申し上げます。 地方税法施行令の一部を改正する政令の公布に伴う改正でございます。令和3年度以降の──令和3年以降だと思います、ちょっとすみません。(発言する者あり)度の必要はありましたでしょうか。ありますか。間違いないそうです。令和3年度以後の国民健康保険税の減額の対象となる所得額を引き上げ、低所得者の負担の軽減を図るものとなっております。 委員会審査で分かったことをご報告いたします。 1、軽減対象所得を引き上げ、低所得者の国保税負担を緩和するという単純な制度改正ではありませんでした。令和3年1月1日施行の所得税法の改正との関係があり、給与収入や年金のみの収入の被保険者はほとんど軽減の判定は変わらないということでございます。 2、農家や商家などの事業を営んでいる被保険者の一部は、5割軽減から7割軽減に、また2割軽減から5割軽減に移行する例もあるということでございます。 委員会での主な意見を報告いたします。 1、国保運営協議会での説明では、国保税軽減世帯がかなり増えると思っておりましたが、期待どおりにはない。さらなる軽減制度に期待。 2、給与収入や年金収入での生活者には変更がなく、農家や商家などの事業者の軽減幅が若干広がる。 3、算定基準の見直しだが、あまり軽減は増えない。被保険者全ての負担が軽減される制度にしてほしかった。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 ○議長(日高幸一君) まず最初に、日程第3、議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第60号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第60号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第4、議案第61号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第61号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第61号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第61号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第62号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、意見を申し上げて賛成の討論を行います。 私は、国民健康保険の運営協議会での説明を聞き、何と大胆な施策だと驚きました。委員会で質問いたしますと、コロナ感染症とは無関係で単年度だけでもないという回答でした。現在、国民健康保険の被保険者世帯の65%ほどが国保税軽減世帯の対象となっております。今回の改正で、軽減世帯は8割台に上るのではないかと想像し、またそうも発言もいたしましたが、職員のどなたからも否定はされませんでしたから、国保運営協議会では喜んで賛成をしたところでした。 しかし、委員会で説明を聞き、落胆いたしました。要するに令和3年1月1日施行の個人所得課税の見直しがあり、そのために国民健康保険税の軽減措置に該当しにくくなる、またはしなくなる世帯が出ることを回避するための軽減判定基準の見直しであり、そもそも軽減世帯の枠を拡大するものではないということです。 積極的に賛成はできませんが、シミュレーションでは5割から7割減免に、2割から5割減免になる世帯もあり得るということで、減免枠が縮小になるのではないということで、賛成をすることといたしました。 国保制度の構造的問題を解決するには、全国都道府県知事会などが国に対して求めている全国の国民健康保険特別会計に1兆円を投入し協会けんぽ並みの国保税にするよう要求して、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第62号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第63号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第6、議案第63号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。谷口俊彦氏を選任同意することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場を閉鎖いたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人を指名いたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に山田議員、日髙憲治議員を指名いたします。 投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が、議席番号と指名を読み上げますので、順番に投票をお願いします。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二議員      2番 青木  實議員 3番 山田由美子議員      4番 池田 和昭議員 5番 兒玉 千歳議員      6番 日髙 憲治議員 7番 児玉  信議員      8番 松浦 光宏議員10番 橋本 由里議員                ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。山田議員、日髙憲治議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告します。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票です。有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、議案第63号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、谷口俊彦氏を選任同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第7.議案第65号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第7、議案第65号、農業等施設指定管理者の指定についてを議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 議案第65号、農業等施設指定管理者の指定について報告をいたします。 経過、結果、主な内容については、ご確認ください。 委員会審査で分かったこと。 育苗事業については民間事業者もあることから月報及びホームページにて一般公募を実施したが、応募はJA綾町のみであった。肉用牛総合支援センター及び4施設については、JA綾町が生産者への指導や支援を行なっていることから、一般公募は実施せず、JA綾町を対象に募集をした。 2、綾町育苗センターについては、現在は職員1人、パート約8人で運営。販売価格の上限を110円から段階的に140円に変更する予定である。 3、指定管理者における負担条件を変更した。今まで50万円以上の備品及び100万円以上の設備に係る補修等の費用を町で負担していたが、今後は全て指定管理者の負担に変更となっております。 主な意見としましては、1、施設の老朽化や稼働状況等については、改めて調査・確認してほしい。 2、育苗センターの利用価値を高めるよう連携して取り組んでほしい。 3、備品や設備に係る費用が全額指定管理者の負担となるが、農家への安定供給等に支障が出ないように配慮してほしい。 4、町は指定者としての自覚と責任を持って指定管理者の管理に当たってほしいとの意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 特に育苗センターのところについて質問いたします。 今回販売価格の上限のところに110円から段階的に140円とあるのはキュウリの苗代のことだと思っておりますが、条例上はたくさんの苗の単価が記載されておりまして、ここにあえてキュウリだけを記載されていることについては、どういうことを意味するのか伺いたいと思います。 それから、指定管理者の負担条件の変更というふうにうたってあります。全員協議会や本会議で町長は、ほんものセンターや宿泊3施設は、あくまでも町のものであると。ですから、改修とか改築とかそういうことについては町の責任ということをおっしゃっていたと私は認識しております。今回農業施設だけを全て指定管理者となるJA綾町に負担させようとしていることについて、私はちょっと矛盾を感じているのですけど、委員会でその点はどのような説明があったか伺います。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) まず、販売価格の上限についてですけれども、綾町の特産品であるキュウリが代表的だということで、代表的なものということで、この110円という価格が提示されております。そういう説明もございました。 また、いわゆる指定管理者の負担についてですけれども、これにつきましては、現在様々な観点から検討をしているということで、この価格設定についても宿泊3施設と同様に改めて制度自体を見直していくという報告がございました。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第65号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第65号、農業等施設指定管理者の指定について、意見を述べて賛成の討論を行います。 昨夜、委員長報告をメールで送っていただいて見て、非常に違和感を感じました。農業施設も町の財産だと思っています。申し上げましたように、ほんものセンターや宿泊施設については、町長は建物は町のものだと繰り返し発言をされております。この農業施設だけが備品購入や施設の改修の費用を受託者の負担にするというところについては、私は不信感を持つものでございます。 また、一方ではそうやって全て農協の負担にしながら、苗の供給価格は町の条例で縛るということにも矛盾を感じております。 これらの施設が綾町農協が運営することについては同意をするものですけれども、委員長報告の中でもほとんどの意見は行政の役割を望んでいると思っております。条例上も公の施設の設置及び管理に関する条例の中には、この農業施設は入っておらず、別途農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例というのがあるので、私が理解していない、その違いが根本的にあるのであれば、委員会でも説明していただきたかったと思っております。 例規上の整合性も極めて曖昧だと思っておりますので、内容についてはきちんと協議をしていただいて、また議会にも報告をいただくことをお願いして討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第65号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第65号、農業等施設指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第66号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第8、議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 初めに、文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)につきまして、委員会の報告をいたします。文教福祉常任委員会に付託委任された分野につきまして、報告いたします。 期日、説明者は、ご覧ください。主な内容につきましても、ご覧をいただきたいと思います。 まず、委員会審査で分かったことをご報告いたします。 教育総務課についてです。 1、適応指導教室運営のためのスクールアドバイザーは人材確保が難しく、雇用形態としては1人のところを3人で担当しているそうです。現在それでも不足しているので、金曜日は、南正覚先生が対応されているとのことでした。在籍しているのは現在中学1年生と2年生の2人ということだそうであります。 2、町内学生支援金は16人分、1人2万円を支給します。要綱をつくって対応。申請期限は令和3年3月1日までとなっております。支給対象は、県外学生と同じで保護者世帯の住民税が非課税または均等割課税のみの場合。 または、昨年同月比で収入が1円でも少ない月があることのいずれかとなっています。 3、小学校のプロパンガス代、中学校電気代の増額は、コロナの対策のために換気をしながら空調を行っているためです。 4、小中学校大型ファンは、角度調節可能でキャスターつきのものを購入予定となっております。 5、マスタ等の配布は校長先生とも相談をしているが、今のところ心配ないとの回答を得ているということでございます。 6、県統合型校務支援システム共同調達事業は、児童・生徒の情報を紙媒体で職員室や保健室などでばらばらに保管していたものをシステム上で統合するもので、県内全ての学校で同じような運用をすることになるということでございました。 次に、社会教育課です。 1、コロナ感染症のため事業の中止や入札執行残による減額を計上しています。 2、社会教育課では、コロナ感染症の関係でいろんな行事が中止になっているということから、職員で環境整備や綾陽校──クラフトの城の敷地内にあります綾陽校の整備を行っているという報告がありましたので、余計だったかもしれませんが、記載をいたしました。 次に、福祉保健課です。 委員会審査で分かったこととして、1、高齢者外出支援事業は、現在、利用者の自宅までの送迎となっているために、小回りの利く軽自動車が必要とのことから、今回軽自動車を1台購入し、これまでの10人乗りと一緒に2台を運用するということです。 ドライバーは常時2人が必要なために、今後は3人で回していきたいということでございました。車体そのものはコロナ関係の交付金で購入します。 2、配食サービスの民間委託の委託先は、株式会社シニアライフクリエイト、一般的には宅配クックワン・ツー・スリーというのだそうですけれども、全国333市区町村で運営をしているそうです。調理は高岡町で行うということです。本人の負担は1食400円、1食594円のうち194円を町が負担するというものです。100円を追加するとみそ汁も注文できるそうです。柔らか食の提供ですが、1食820円になりますので、そのうち420円を町が負担して、大体個人負担が400円になるようにという調整をするということでした。 3、デイサービス利用者への昼食の提供は引き続き社会福祉協議会で行うということです。 4、健康センターやデイサービスセンターは昭和60年代に建設された建物であり、今後どうするかについては検討する必要性が高くなっているということでした。今の状態では配食サービスを続けることは困難なことから、今回民間委託にするというものでございます。 現在配食サービスを利用しております利用者38名の方については、直接職員が出向いて説明をするということでございました。 6、出生率向上対策費110万円は、第3子が10万円、それが2件、第4子30万円が3件、これは母子手帳の交付などで確認されている人数だそうです。 7、児童運営費報酬536万6,000円の減額は、会計年度任用職員の応募がなかったためでございます。 8、緊急包括支援交付金は県から直接給付されており、町内3つの内科の発熱外来用プレハブや医療従事者や介護関係職員への慰労金や防護服などの配布に充てられているということでございます。 次に、ユネスコエコパーク推進室の関係です。 委員会審査で分かったこと。 1、旅費の減額は日本ユネスコエコパークネットワークの総会等がオンライン会議となったためです。 2、綾プロ運営委託料の減額は、てるはの森の会に委託していた綾プロの事務局運営を、九州森林管理局と綾町とで前期と後期に分けて担う事に変更したために減額となっています。 3、綾プロ推進業務委託料の減額は、コロナ感染症の影響で活動を自粛したこと等に伴い、てるはの森の会の決定事項によって、今年度分の委託料は受け取らないという申出があったためです。 4、割付地区の砂防ダム工事は、今年度実施測量を行い、令和3年度に着工し、令和4年度に完成を予定しております。なぜここに記載したかと言いますと、エコパーク推進室のほうで割付地区に遊歩道を造る計画がありましたが、この県の砂防ダム工事で一旦中止となっていることから、ここに関係があるということで記載をさせていただきました。 5、照葉樹林クリーンアップ事業は、コロナ感染症のために規模を縮小して実施したそうです。まちづくり協議会と綾中学校の生徒も参加されました。2トントラック1台、軽トラック3台分を収集したということでした。参加した中学生は、自分は「一生、ごみのポイ捨てはしません」と宣言をしたというお話も聞きましたので、記載をさせていただきました。 次に、採決に当たっての委員会での主な意見を記載いたしました。 教育総務課。1、マスクは備蓄も大事だが、児童・生徒は毎日マスクを使う。常に配布できるマスクの確保をしてほしい。低学年には小さめのものを準備してほしい。 2、スクールアドバイザーは来年も同じようなシフト制にならないように、ぜひ町内の人材を探してほしい。 3、町内在住学生の支援は、情報が行き渡っていない。基準の緩和も含め幅広く対応してほしい。 次に、社会教育課です。 1、行事など全ての見直しが必要。 2、災害関連の整備は、災害対応できるレベルの整備を全ての公民館にすべきである。 福祉保健課。 1、配食サービスは価格や種類など選択できるよう、よりよいサービスに改善してほしい。 2、妊婦や乳児の訪問用軽自動車購入は、コロナ禍で人との交流や外出が制限される状況なので、不安解消に役立つように期待する。 3、高齢者外出支援用軽自動車購入は広報に努め、必要な人が使えるように努め──すみません、「努め」が2回出てしまいました。循環バスを充実させればタクシー券の節約にもつながる。 ユネスコエコパーク推進室。 1、割付地区砂防ダム建設工事については、県に情報提供を求め、知らせてほしいという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされております。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)につきまして、総務委員会として報告いたします。 まず、総務税政課に関わるものでございます。 主な内容については、お手元の資料をご参照ください。 委員会審査で分かったこと。 1、特別定額給付金、1人10万円の給付率は99.93%、不要の方が4人、住所不明の方が1人であったとのことでした。 2、ふるさと納税は、11月末の寄附金額が2億2,352万9,000円となり、前年同月比で6,843万1,000円の増、件数が1万149件と、同じく前年同月比3,068件の増となっております。 3、ふるさと納税の対応限度額、すなわち返礼品の供給額については、過去最高時14億円強の対応状況からすると10億円程度と考えられるとのことでした。 主な意見としましては、1、ふるさと納税については、さらなる積み上げを期待する。また、新たな返礼品開発にも力を入れてほしい。 2、ふるさと納税の推進については、町への財政面での寄与という観点ばかりでなく、町内の生産者の所得向上という観点や綾町の宣伝、ひいては移住・定住に結びつけられるよう、町を挙げて積極的な取組で盛り上げていくべき。 3、公営住宅の退去後の改修に係る負担については、条例及び契約内容の改正等を検討してほしい。 続きまして、企画財政課に関わるものです。 主な内容については、お手元の資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、法人事業税交付金については、国の税制改正に伴う法人町民税法人税割減収分の補填措置として、法人事業税の一部を県から町に交付する方式に変更されている。 また、算出方法については、現在の法人税額割から従業員数割との併用を経て令和5年度には従業員数割のみで算出されることになる。従業員数を基準として算出することで、これまでの企業業績の影響による法人税額の変動幅を抑制し安定的な財源とすることも目的の一つであるとのことでした。 2、財政調整基金を1,200万円取り崩さなければならない主な要因は、活性化協会への委託料1,900万円の増額と社会資本整備総合交付金事業の返還金989万円であります。 3、公共施設等整備基金の残高推移、これは平成23年度以降でございます。数値のほうは資料をご覧ください。 これは過去に、ふるさと創生事業交付金というのが竹下内閣のときに出されましたけれども、それに基づいて出された基金であるということでございました。 主な意見としましては、1、各種基金の活用については、戦略性と計画性を持った上で、町民のために必要かつ適切なところに、適切なタイミングで使うことが重要である。 2、令和2年度も残り3か月余りであるが、年度末までにさらなる補正も考えられる。また、令和3年度の予算編成については、一律9%、4億円強の削減の指示が出ているとのことだが、単純に削減するだけではなく、しっかりとしたビジョンを示した上で、一つ一つの事業の精査を行い、活力あるまちづくりのための予算の骨子をまずは早急に議会に示して欲しい。町民の理解を得るためにも最低限必要である。 3、コロナ対策については、より一層きめ細やかな町民への支援を強く求める。 次に、町民生活課に関わることでございます。主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、本人確認書類裏書プリントシステム機器は、複数回の転居、これは裏面に手書きで記載を今しておりますけれども、この複数の転居に伴うカード再発行手続きをなくすためのものである。 2、役場職員のマイナンバーカード取得率は、9月末現在30.4%。 3、令和3年4月からマイナンバーカードが健康保険証としても利用可能となる予定だが、医療機関のシステム及び運用の対応状況から当面は併用となる。 主な意見としましては、1、役場職員のマイナンバー取得については、まだまだ本気度が感じられない。100%取得は自ら掲げた目標である。毎月の進捗状況を把握するなど、目標達成に向けた真摯な取り組みが必要である。 2、マイナンバーカードの町民への適切な説明のためにも役場職員の率先取得は重要である。 次に、農林振興課に関することでございます。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、学校給食への地域特産物提供については「みはや」を予定しているとのことでした。昨日、小学生に聞いたところ、昨日給食で出たということの話がありました。 2、綾町の就農者数は約300人で、約半分が65歳以上である。 3、農業に係る人的支援については、JA中央会が労働力確保支援室を設置して、広域で人材派遣を行う体制づくりの準備をしているとのことでした。 4、旧総合基金に町が補助金として拠出している金額の町への返還については、新制度上では問題はないとの回答がありました。 主な意見としましては、1、生ごみの堆肥化と焼却について各種検証を実施した上で、その結果を早急に報告してほしい。そのためにも、町民生活課は検証に必要なデータ等を農林振興課へ至急提出してほしい。 2、お土産等になり得る綾町の農業特産品の開発については、より真剣かつ具体的に取り組む必要がある。 3、農業に係る後継者確保や人的支援については、綾町民を活用する新たな仕組みや組織づくりが必要である。 4、旧総合基金問題は一日も早く解決し、町は手を引くべき。新設の基金をつくる必要があったのか疑問である。 続きまして、産業観光課。 主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと。 1、飲食店応援商品券、これは1人2,000円配布されましたけれども、これは全町民7,216人、これは住民基本台帳に基づく人数でありますけれども、全町民に配布をしました。最終換金率は約93%を見込んでいるとのことでした。 2、各種支援金等については、町独自の設定額であることから、結果的には当初設定時に増額の余地があったと言える。今回の補正で不用額をまとめた上で、再配分については検討するとのことでした。 3、失業者支援給付金、これは1人当たり10万円の支給になっておりますけれども、これの申請者は、主に酒泉の杜の従業員でありました。 また、12月21日をもってジョイフルが閉店することもあり、申請者が増える可能性があるとのことでした。 4、スポーツキャンプの利用に関しては、従業員全員のPCR検査の実施、一人1部屋の確保、食事会場や風呂場の貸切りなど厳しい要望が来ている。 5、加入保険については、市町村共済の建物共済保険であることから、掛金も安いが保障割合も低い。 6、式部屋敷のカヤぶき屋根のふき替え費用については、公共施設等整備基金を活用する。本基金は、先ほど説明をしましたけれども、ふるさと創生事業交付金によるもので、令和元年度末の残高は1億21万8,000円。 また、今年度の3次補正予算で宿泊施設等観光地にある建物の改修費の半額を国が負担する制度が新設される話もある。 主な意見としましては、1、新型コロナ関連の交付金の使途について問題視されている事例がマスコミ等で報道されています。後で交付金の返還を求められることのないよう十分に注意してほしい。 2、綾城の新設屋外トイレは再工事が必要な状況である。発注者を含めた関係者の責任及び費用負担を明確にすべきである。 3、綾川荘の浴槽の漏水修繕の件も当初見積りから6倍以上の見積りとなり工事が現在できていない状況である。現場だけの責任にせず、施設所有者としての責任を自覚してほしい。 4、綾川荘の式部屋敷の屋根工事の早期着工を望む。また、財源の公共施設等整備基金の有効活用に加えて、新たな国の補助金制度に関する情報収集を行い、改修等の準備を事前に進めてほしい。 5、活性化協会への委託料1,900万円の増額には限界を感じる。指定管理者任せではなく指定者側を含め一緒に再建に向けた取組を行っていく必要がある。 6、宿泊3施設の今年度の最終収益の見通しについては、想定が甘過ぎる。もっと厳しい見方が必要。加えて、綾川荘は12月1日に再開したが、お客様を迎えるには程遠い状況との話を耳にする。活性化協会を指導する立場として現場に行き、早急に改善を図るべき。 7、宿泊3施設及び周辺の整備計画についても、議会を含めて協議の場を設けることを強く求める。 8、新型コロナ対策における各種支援事業の減額補正分については、町内の状況調査を十分に行った上で、本当に必要としている先に配分してほしい。 9、照葉大吊橋周辺での通信環境整備については、緊急時の対応の観点から早急な対応を望む。 最後に建設課に関する部分であります。 主な内容はご確認ください。 委員会審査で分かったこと。 平成29、30年度国広橋架け替え工事に伴う交付金の返還について、町から県に対する必要な報告及び申請は行われていたが、県から国に対する申請に遺漏があった。また、工事の実施に当たり、町が県に対して国の承認状況について確認することを怠っていたことが原因である。 2、課長以下に対し、口頭による厳重注意を行ったということでございます。 主な意見としましては、1、約1,000万円の返還金発生に対する今回の処分は甘い。財源が町民の血税であることをより強く意識すべきである。町民への十分な説明やおわびなど、町民感情にも配慮した対応を望む。 2、今回の返還金発生においては、発覚後の県の対応も考慮した上で、県と町の過失割合を考えた場合、処分は妥当である。 3、ミスや不祥事が多過ぎる。発生した部署だけでなく、全ての部署において業務のチェックリストを作成するなど、再発防止体制の構築を早急に図るべきである。 4、町内の防災・減災及び災害復旧等の工事において重要な役割を担ってもらっている地元建設業とは、総合的な観点から良好な関係の構築を図ってほしい。 採決の結果、賛成多数で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 各委員長に対する質疑を許可します。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 1点お伺いいたします。産業観光課の主な意見の中の⑥、綾川荘12月1日に再開いたしましたが、お客様を迎えるのには程遠い状況との話を耳にするとのことですが、修学旅行生とかも宿泊された中で、お風呂も使えない状況等の伝達が宿泊者に対してされていなかったということでもありますが、その状況について町長はご存じであったのか、またその後どのような対応をされているのかについては、委員会の中で報告はございましたでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 町長の確認状況については、特に報告はございませんでした。 ○議長(日高幸一君) ほかにありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第66号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 反対の立場から討論させていただきます。 ふるさと納税は、供給量としては最大で10億円ぐらいだそうですが、今年度の見込額3億5,000万円から比べると相当な開きがあります。コロナによる交付金を除く今年度の当初予算は約47億円であり、来年度はさらに一律9%減の43億円ぐらいを目指すそうですが、大変であるとも思われます。住民サービスの低下も心配されます。 マイナンバーカードは、来年4月から健康保険証の代わりにもなるそうですが、当分は両方が必要とのことであります。セキュリティーの問題もあります。 旧総合基金問題は一日も早く解決し、町は手を引くべきで、そもそも新設の基金をつくる必要があったのかどうか疑問に思います。 生ごみの堆肥化について、焼却ごみに変更した場合の試算は農林振興課では安くなるそうですが、なぜか町民生活課は協議に応じないそうです。連携して当たるべきで町民の利益に関わることだと思います。 国広橋工事に関わる国への返還金約1,000万円の責任所在については、県の落ち度がすごぶる大ではありますが、町も確認作業をしておらず、とても残念であります。電話一本をしなかったために1,000万円を損しました。 また、処分については、口頭注意だけであります。町民感情としては全く納得がいかないし、県への責任追及、県への金銭負担要求も町長はしておらず、残念であります。町長は町民への謝罪の気持ちがあれば、誠意を示してほしいと思います。 コロナによる国からの交付金の使途について、トイレ、風呂等への改修に充てていますが、心配しております。県との相談でオーケーだと言われたそうですが、今マスコミでも話題になっております。国へ返還することにならないよう再調査してほしいです。数千万円の金額に及びます。 綾城の新設された屋外トイレは広すぎます。再工事の必要があり、こうなった責任の追求、費用負担を明確にすべきだと思います。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)につきまして、意見を申し上げて賛成の討論を行います。 9月議会で予算から外された町内学生の給付金の予算が提案をされました。町内外それぞれコロナウイルス感染症の影響を大きく受けています。誰もが想像できなかった状況の中、それも数百人もいるわけではない学生などの方々に非課税だとか均等割のみだとかの条件をつけずに給付してほしいと思っています。 さらに該当する家庭にこの情報は届くのだろうかという心配も持っています。コロナ関係だけでも様々な支援がありますが、情報が届かなければ制度は何の役にも立ちません。国民健康保険税の減税しかり住民税減税もまた該当するであろうところには、ぜひ全員に文書でお知らせし、その補充として月報や防災無線、回覧板を活用すべきだと思っています。現にそういうことを実施している自治体はあります。 また、綾町でも農業関係の給付金、交付金は、認定農家ではありましたが文書を送っています。私のところには行政からと農協からと同じものが2通来ております。町民を真ん中に置いて、はたから眺めているようでは行政の役目は果たせません。行政の真ん中に置かれているだけで大事にされていると言われても、実感は持てないです。申請主義を言うならば、ぜひ情報提供に力を入れるべきだと思っています。 また、配食サービスは、随分もう以前になりますが、鹿児島県の隼人町で早くから取り組んでいたために、そこを自費で視察に行き、ぜひ綾町にも取り組んでほしいと申し入れてできた制度でした。残念ながらこれまでも要求はしてまいりましたが、あまり制度の変更や工夫、例えば病人食の提供とかそういうこともされずに続けてきたと思っています。現在高齢者の方の中には、少ない年金で生活をされている方もいらっしゃり、1食400円の1日2回頼みますと月に2万4,000円の負担になります。行政の福祉事業として利用しやすい価格に設定をしていただくよう求めるものです。 また、県外学生の支援もそうでしたし、今回の町内学生の支援金、締切りをそれぞれ2月1日、3月1日としております。全く意味の分からない期限だと思っています。年度末の3月31日まで拡大すべきであることも要望したいと思っております。その後、出納閉鎖までに支給をできればいいのではないでしょうか。もっともっと町民の立場を重視していただくように求めたいと思います。 改めて要望いたしますが、要綱や規則は議会の承認を得る必要がありません。要綱ができたり、訂正されたり、規則ができたり、また見直されても、私たちはなかなか目にすることができません。ぜひともそういったことは議会に報告をいただきますように重ねて改めてお願い申し上げまして、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第66号、綾町一般会計補正予算(第7号)について、賛成の立場で意見を述べ討論いたします。 今回の主な内容は、さきの人事院勧告に伴う人件費及び新型コロナに関する補正であります。 先週、公務員に期末手当、民間企業で言う賞与、ボーナスが支給されております。綾町においても、人事院勧告に伴い期末手当の0.05か月分が減額されて支給をされております。 さきの臨時議会でも述べましたが、日本経済は昨年度と比べるとかなり厳しい状況にあります。民間ではボーナスが支給されない。あるいは大幅な減額に加え、失業者の大幅増といった厳しい現状が報道されております。医療従事者や、そして綾町においても例外ではないと考えております。 業界や職種に関係なく誰もが懸命に働き生きているということは、まぎれもない事実であると思っています。しかしながら、今年は新型コロナにより私たちを取り巻く環境は劇的に変化をしております。みんなが心を一つにして協力してこの困難な状況を克服しなければならないと考えます。 今回の期末手当については、せめて特別職である議員や町長を含めた三役には、人事院勧告に準じるという決まり文句を適用せずに町民に寄り添った措置を取るべきではなかったかと改めて申し上げたい。そういう観点から、綾町ができる前例打破をぜひ町民が一丸となって実行できる環境をつくっていただきたいと思います。 また、新型コロナの影響を受けて発生した不用額については、改めて町内の状況の調査や確認をしっかり行った上で、本当に困っている町民や企業に対する適切な支援に充てていただきたい。 また、国広橋に係る約1,000万円の交付金返還についてでありますが、県側の過失が大きいとはいえ、過去にもあった交付金の返還が再び発生したことは極めて遺憾であり、猛省しなければならないと考えております。加えて、全ての事業の財源は、町民の血税であるということを決して忘れてはいけないと考えております。 最後に、令和3年度予算編成に当たっては、財源は町民の血税であるという認識を肝に銘じた上で、議会とも意思疎通を図り、町民が理解し、納得できる予算案を3月議会に提出していただくことを強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第66号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩をいたします。(休憩午前11時24分)………………………………………………………………………………(再開午前11時32分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第67号 △日程第10.議案第68号 △日程第11.議案第69号 ○議長(日高幸一君) 日程第9、議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から、日程第11、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、委員会の報告を行います。 期日、説明者、主な内容につきましては、ご覧ください。 委員会審査で分かったこと、1、高額療養費は、一昨年より昨年、昨年より今年と増えています。2、高額療養費以外の医療給付費は、コロナ感染の影響で減っているということでした。 委員会での主な意見といたしまして、1、高額療養費は年々増えている。予算はしっかり取って運営してほしい。2、高額療養費はやむを得ないものであるという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされています。 議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、ご報告いたします。 期日、説明者、主な内容は、ご覧ください。 委員会審査で分かったこと、1、人件費の減は、職員の人事異動によるものです。2、システム改修費用は、国が10分の10から10分の5の範囲で負担いたします。国の予算内で補助額の内示の通知があり、内示の補助率が低率であるため、今、県を通じて補助額の増を申し入れているということでございました。 委員会の意見は、特段ありませんでした。 採決の結果、全員賛成で可決をされています。 続きまして、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、報告いたします。 期日、説明者、主な内容は、ご覧ください。 委員会審査で分かったことといたしまして、地域包括ケア推進センターは、生目の杜の市郡医師会病院内にあり、高齢者の相談など地域と連携し、広域で対応しているということでございました。負担割合につきましては、記載されているとおりです。 委員会での主な意見といたしまして、1、給付費の伸びはやむを得ない。2、次年度以降のシミュレーションを実施し、当初で予算の確保をすべきである。3、地域包括は、しっかりとした連携を図ってほしい。 以上の意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされています。
    ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第9、議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第67号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第67号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第10、議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第68号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第68号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第11、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第69号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第69号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第70号 △日程第13.議案第71号 △日程第14.議案第72号 ○議長(日高幸一君) 日程第12、議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から、日程第14、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。 委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、委員会報告を行います。 期日、説明者についてはご覧ください。主な内容についても同じです。 委員会審査で分かったこと、1、今回の減額補正5万8,000円は、人事院勧告に準じた人件費の減額によるものである。 主な意見としましては、引き続き加入率の向上に取り組んでほしい。 採決の結果、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第71号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。 主な内容、期日、説明者等についてはご確認ください。 また、資料の訂正をお願いしたいと思います。 委員会審査で分かったこと、1「今回の補正は、浄化槽設置数の当初見込みを5人槽20基から27基に変更したことに伴うもの」と記載されておりますが、5人槽につきましては、12から19基に変更したということでございますので、20を12に、27を19に変更していただきたいと思います。申し訳ございませんでした。トータルの浄化槽の設置数が20基から27基に増えたということでございます。 2、現時点で既に申請数が17基と想定よりも多い。主な申請内容は、新築が7件、くみ取からの変更が7件ということでございます。 3、四枝地区での申請が特に多い。約3分の1とのことです。特に水洗化率が低いわけでもなく、補助金が出る70歳以上の申請が多いわけでもないということで、理由等は不明であるとのことでした。 4、補助金制度について、現時点では変更する考えはない。 主な意見としましては、1、四枝地区での申請増の要因については、しっかりと調査を行い、正確な原因を分析した上で、今後の対応に生かすべきである。 2、綾町の歴史やこれまでの取組に加えて、河川浄化及び環境面の観点から、浄化槽事業は推進するべき。 3、町設置型から個人設置型にして、設置時に1回限りの補助金とすべき。 4、設置負担金や使用料のあり方については、計画的かつ十分な検討・協議に加え、町民への事前説明が必須である。 採決の結果、賛成多数で可決されております。 議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)について報告をいたします。 期日、説明者、主な内容についてはご覧ください。 委員会審査で分かったこと、1、今回の増額補正1万2,000円は、人事院勧告に準じた人件費の減額20万円及び職員の昇給に伴う人件費の増額21万2,000円によるものであります。 主な意見としましては、1、設備等の補修については、計画的に実施してほしい。 2、料金改定、値上げについては、可能な限り早い時期に町民説明会を実施するなど、町民への丁寧な説明に加えて、町民の理解が得られるよう努めてほしい。 3、議会としてもこれまで何度も料金改定に係る計画案の提示を求めてきたが、町からの提示はいまだないままであり、その対応には極めて遺憾である。改めて計画案の提示を強く求める。 採決の結果、全員賛成で可決となっております。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第12、議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第70号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第70号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第13、議案第71号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第71号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 反対の立場から討論させていただきます。 以前から申しましていたように、浄化槽の設置は、役場の事務等の負担を減らすためにも、1回限りの補助金制度に変えるべきではないかと思っております。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第71号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第71号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第14、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第72号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第72号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第73号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第15、議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定についてを議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定について報告いたします。 期日、説明者についてはご覧ください。また、主な内容についてもお手元の資料をご覧ください。 委員会審査で分かったこと、1、千尋自然公園の飲料水の問題については、日機装と東大が共同開発をした浄水器を使って綾町で実証実験ができるかどうかの調査を行っている。可能となれば、問題解決に一歩近づくとのことでありました。 2、本件については、議員全員協議会、議会本会議での質疑及び一般質問における説明や議論がなされたことから、委員会審査で新たに分かったことは、上記以外には特にありませんでした。 主な意見としましては、1、各施設の指定管理者が異なるにもかかわらず、一括して上程したことは極めて遺憾。また、議案提出までのプロセスにも全く納得がいかない。猛省を求める。 2、各指定管理者について、商工振興会には実績があるが、活性化協会は親方日の丸的な体質のまま、TOPIKAは実績も将来性も不透明。 3、宿泊3施設の民間委託については、具体的な協定内容が不明な状況のまま、強引ともいえる手法で進められ、拙速感が否めない。これまでの町と現場のコミュニケーション不足は極めて残念。 4、指定管理者が決まった後が大切。各指定管理者は、生産者との十分な連携、様々なアイデアの創出、民間感覚の発揮等により、各施設の活気回復に努めてほしい。また、町は、指定者としての責任を自覚し、各指定管理者とのコミュニケーションをしっかりとってほしい。 5、現在の指定管理者に対しては、まずは来年3月末の契約期限まで責任を持って運営・管理するよう指導すべき。 6、宿泊3施設については、指定管理者と協議した上でトータルプランを早急に作成してほしい。また、町としての方向性に加え、予算とも関係がある。4月の新たなスタートまでに、事前の協議や進捗状況の報告など、議会との連携も十分に図ってほしい。 7、指定管理者と協定書締結に当たっては、後でトラブルにならないよう内容を十分検討してほしい。 8、ほんものセンターとアイス工房や観光案内所を一体化して商工振興会が運営する案については、迅速かつ前向きに検討してほしい。 9、照葉大吊橋周辺での通信環境整備については、緊急時の対応の観点から、早急な対応を望む。 採決の結果、賛成多数で可決されております。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第73号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) それでは、反対の立場から討論をさせていただきます。 宿泊3施設の民間委託は、町民への説明もなく、スケジュール感、財政再建という観点から強引と思える手法で進められ、拙速感は否めません。綾町の歴史、魂であり、残念であります。 また、具体的な契約内容がこれからの交渉によるということで、不明な部分が多く、白紙委任の状態での議会承認を求める執行部のやり方には強い違和感を覚えます。 町長は、民間に任せればうまくいくような想定ばかりの説明をしますが、逆方向の説明は一切ありません。委託料、修繕維持費、新設備費の費用負担があり、現況と同じであり、何が違うのか分かりません。失敗すれば施設の存続は今後不可能となり、取り返しができません。まさにばくちであります。強く反対いたします。 役場と今の現場が膝を突き合わせて、胸襟を開いて協力していけば、芽が育つと思っております。何とかするという気持ちが感じられないのは残念至極であります。 以上であります。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◎議員(松浦光宏君) 議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定について、賛成の立場で討論いたします。 議案第73号は、議案第64号からの訂正議案でありますが、今回、綾手づくりほんものセンターの指定管理期間を、1年から3年に訂正されたことについては評価いたします。 しかし、各施設の指定管理者が異なるにもかかわらず、一括議案として出されたことには疑問が残ります。 今後は、指定管理者としっかり協議をし、内容を把握した上で、担当課長の意見を聞き入れ、また、担当課・係が意見しやすい環境づくりを行っていただき、よりよい綾町となるよう連携していただきますよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論、松本議員。(「議長、反対討論です」と呼ぶ者あり) 反対討論。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定について、反対の立場で討論をしたいと思います。 今議案の提案に当たっては、町民の皆さんからいろいろ意見をお聞きいたしました。綾川荘を売り渡すのではないかと心配する声もありました。式部屋敷をお金のかかるかやぶきにせずに、椎葉村の鶴富屋敷のように、現状のままで銅板で覆ってしまうほうがいいのではないかという意見もありました。綾川荘はぜひ残してほしい、愛着があるという意見もございました。 今回、この宿泊3施設を委託しようとしているTOPIKAにつきましては、私はまだまだ情報が不足しておりまして、もろ手を挙げて賛成するという状況にはございません。本当に町の持ち出しは減るのだろうか、いい加減な運営にはならないのだろうかなどなど、まだまだ見えていないところたくさんあり、町民に自信を持って賛成したと言える状況ではないことから、今回は反対をさせていただくことにいたしました。 指定管理者の期限はきちんと決まって、終わりは見えていたはずですので、もっともっと情報を収集して、私たち議会にも分かりやすい情報の提供をすべきではなかったかと思っております。 ほんものセンターにつきましては、1年から3年に延ばしたということで、先立っても申し上げましたが、そのことが潔いやり方だというふうには、なかなか認識できません。もっともっとアイデアを出し合って、お互いに手を取り合って運営をされるべきだと思っております。 活性化協会の指定管理になる施設に関しましても、職員のアイデアも十分聞き入れて、公的機関だからこそできる改革を求めて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定について、賛成の立場で意見を述べ、討論いたします。 令和3年4月から各施設の指定管理者となられる方には、引継ぎ期間にも限りがあり、短い期間ではありますが、しっかりと引継ぎをしていただき、適切な管理運営とさらなる魅力向上に尽力をしていただきたいと考えております。 また、町は、指定管理者を形式的に指定するだけではなく、指定者かつ施設所有者としての自覚と責任を持ち、指定管理者との意思疎通を積極的に図るとともに、協力して施設の適切な運営管理に努めるべきであると考えております。 また、本会議における手づくりほんものセンターの指定管理者指定について、町長はこれまで同センターの歴史や経営状況等を十分に把握もせず、誤った認識のまま商工振興会の努力不足を理由として繰り返すだけで、明確な根拠も示さずに、指定期間を5年から1年に短縮して上程したことから、迷走する事態となりました。町長は、商工振興会の努力不足を口にするのであれば、活性化協会の理事長として1年半何をしてきたのかと、まずは自ら問うべきであります。 このように、自分以外に責任を転嫁すること、事前の状況調査や事実確認等が不十分な上に、協議も十分になされないこと、選挙を経た町民の代表である議会や行政の実務に精通している職員の意見にも耳を貸そうとしないことなどは、町長就任以来、ずっと繰り返されてきています。そういう姿勢では、町民が真ん中の町政など到底実現できるはずもなく、今回の迷走でさすがにそのことに気づいていただけたのではないかと期待をしております。 綾町のために厳しいことを言わせていただきますが、町長であること以前に、一社会人として物事の進め方やマネジメントを勉強し直すべきであると考えています。とにかく、いま一度謙虚な姿勢でプロセスを大切にするべきであります。 繰り返しになりますが、町民の代表である議会や行政実務に精通し、事業の歴史や状況を熟知している職員の意見には、耳を傾けるべきであります。 最後に、今後は議会への事前説明や議会との協議を十分に行うことを強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 反対討論はありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(児玉信君) 議長。児玉。 ○議長(日高幸一君) 児玉信議員。 ◎議員(児玉信君) 議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定について、賛成の立場で討論いたします。 指定管理者の位置づけとして、町の施設において、ほとんどが町長でありました。指定管理者となっていましたが、今回の案件、とりわけ宿泊3施設において民間業務委託が実現できるかという、極めて綾町始まって以来の思い切った改革であると思います。できれば綾町に在住している方がふさわしい。過去の負の施設を立て直すことは一番と考えていましたが、ここはコロナウイルスでさらに追い打ちをかけた状態から、将来に向けての新たな取組であると考えます。 いずれにしても、外部からの指定管理者については、綾町の特性を重視しながら運営をすることを希望しながら討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第73号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 7名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第73号、産業観光施設指定管理者の指定については、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.令和2年請願第7号 ○議長(日高幸一君) 日程第16、令和2年請願第7号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。総務委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 令和2年請願第7号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書について、提案理由を申し上げます。 2017年7月7日、国連総会は122の国と地域の賛成多数で核兵器禁止条約を採択し、本年10月24日、条約の発効要件となっていた50の国と地域が本条約を批准をいたしました。 いよいよ2021年1月22日に、本条約が正式に発効されることとなりました。 しかしながら、世界で唯一の被爆国である日本は、本条約には現在参加しておりません。 つきましては、「非核平和の町」を宣言している綾町として、日本政府も速やかに参加、批准し、核兵器廃絶を目指していただくことを強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 この意見書の提出先は、内閣総理大臣であります。 以上、議員各位の賛同を求めて、提案の理由といたします。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 採決を行います。令和2年請願第7号に対する総務委員長の報告は採択であります。令和2年請願第7号を採択することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、令和2年請願第7号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書は、採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第17.議員派遣の件について ○議長(日高幸一君) 日程第17、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣したいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第18.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第18、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申し出のとおり、閉会中の審査及び調査することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第19.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(日高幸一君) 日程第19、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第20.二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第20、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午後0時08分)………………………………………………………………………………(再開午後0時10分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △追加日程第1.意見書案第6号 ○議長(日高幸一君) お諮りいたします。本日ここに意見書案1件が提出されました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、意見書案1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 追加日程第1、意見書案第6号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。先ほどの繰り返しになりますけれども、それと、ちょっと順番が逆になっておりますが、主な意見というのを、もし意見書の中に参考までに言っていただければ、また意見書の参考になるかと思いますので、その部分を含めてよろしくお願いいたします。順番が逆になって申し訳ありません。 ◎総務委員長(松本俊二君) すみません、段取りが間違っておりまして、大変申し訳ございません。 先ほどの令和2年請願第7号につきましての主な意見については、追加で今説明をさせていただきます。お手元の資料の最終ページになります。 1、唯一の被爆国である日本がなぜ批准しないのか、理解に苦しむ。 2、核保有国である米国との関係から批准できない事情があることは一定の理解ができるが、各国の思惑を超えて核兵器はもちろん、紛争のない平和な世界を目指していくことは大切である。 3、綾町は、1984年(昭和59年)12月21日の議会において、非核平和都市宣言を可決し、「非核平和の町」を宣言していることからも、批准すべきと考えるとの意見が出され、先ほど議長からありましたように、採決の結果、全員賛成で採択ということになっております。 引き続き提案理由につきましては、先ほど申し上げましたとおり、意見書案第6号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書につきましては、先ほど申し上げました提案理由により、ここに意見書を提出するものであります。提出先は、内閣総理大臣であります。 以上、議員各位の賛同を求めて、提案の理由といたします。 ○議長(日高幸一君) 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第6号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 賛成の立場から討論をさせていただきます。 2017年の国連総会は、122か国の賛成多数で核兵器禁止条約を採択し、今年10月、50か国が批准を終え、来年1月22日に正式に発効します。世界唯一の被爆国民として誠に喜ばしいことであります。 既に、化学兵器・生物兵器禁止条約は発効しています。今、世界にはアメリカ、ロシア、中国など9か国が1万3,000発以上の核兵器を所有しているといわれています。核なき世界はまだ遠くにあります。日本国民の大多数は、この条約参加に賛成ですが、日本政府はいわゆるアメリカの核の傘への依存は不可欠としています。請願者の継松氏は、75年前の広島の原爆を目撃し、体験されております。 日本政府は、速やかにこの条約に参加、批准し、核兵器の廃絶を目指していただきたいと願います。議員の皆様のご賛同をいただければ幸いであります。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 意見書案第6号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書につきまして、賛成の討論を行います。 2017年7月に国連で採択された核兵器禁止条約が、日本時間の10月25日未明に批准国が50に達し、90日後の1月22日に発効するに至っております。 日本はかたくなに批准を拒んでいますが、12月9日現在条約に署名した国は86か国に上っています。これは、広島・長崎の被爆者をはじめ核兵器のない世界を求める世界の圧倒的多数の政府と市民社会が協働した壮大な取組の歴史的到達であると評価をするものです。 町民の中にも被爆者の方がおられることを申し添えたいと思います。こうした中、日本政府が禁止条約に背を向けていることは、唯一の戦争被爆国として恥ずべきことだと思っています。綾町議会からも意見書を上げたいと思っております。 12月15日現在、日本国内で501の自治体が意見書を上げていることを付け加えまして、同僚議員の賛同をお願いし、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 同じく、賛成討論。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 意見書案第6号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書について、賛成の立場で討論をいたします。 核兵器はもちろん紛争のない平和な世界を目指すことは、各国の思惑を超えて誰もが望む理想であります。 また、綾町は、1984年12月21日の議会において、非核平和都市宣言を可決し、「非核平和の町」を宣言していることからも、日本政府に対し、本条約の批准を求める明確な意思表示を行うべきと考えております。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第6号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、意見書案第6号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書は、原案のとおり可決されました。────────────・────・────────────
    ○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。議員各位には会期中、熱心なるご審議をいただきありがとうございました。また、執行部の皆様には、誠意あるご説明、ご答弁をいただきありがとうございました。大変お疲れさまでした。 ここで町長のご挨拶をお願いいたします。(町長挨拶) ○議長(日高幸一君) これをもちまして、令和2年第8回綾町議会定例会を閉会いたします。(閉会午後0時22分)──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和  年  月  日                  議  長 日高 幸一                  署名議員 橋本 由里                  署名議員 青木  實...